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富山市議会の不正問題を考える

 富山市議会の政務活動費不正問題が全国的に注目されている。
白紙の領収書に架空の経費を計上して、税金が議員の飲み代や
ゴルフ代に消える。21日までに辞職・辞意を表明した議員は
自民党富山市議の市田龍一議長をはじめ9人(自民7、民政ク2)
に上ります。富山県議会でも2人(自民1、民進1)の辞職・辞意が
表明されています。
 今年6月の議員報酬を月額一気に10万円引き上げる条例を強行
したことに対する市民の怒りが背景にあります。
 富山市議会では共産党赤星ゆかり・中山雅之両市議が議員報酬の
引き上げに反対し、政務活動費について全会派の3年分の領収書
数千枚を調査して、不正解明に取り組んでいます。
 前橋市では2008年度の政務調査費(政務活動費)を会派議員の
研修会での飲食代、飲食を伴う歓送迎会や新年会などに支出していた
ことが明らかとなり、条例や規則・運用違反で裁判になった経過が
あります。
 適正な支出をしてきた共産党前橋市議団は、不正支出や説明責任を
求めて徹底的に追及してきました。
 市民から寄せられる市政や市議会に対する様々な市民の意見や要望を、
議員活動に生かし、共産党市議団が提案する政策に生かし市議団便り
などの広報活動を中心に支出しています。
 市民が必死に働いておさめた税金が原資である政務活動費を市民の
暮らしや福祉、教育など実現するために使うことは当然です。

by yoshie-kondou | 2016-09-22 12:10 | 政治腐敗
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